最高の30分間、価値あるドロー。
今日のカードはサウサンプトンvsマンチェスターユナイテッド。
キックオフが17:30につきド派手なスタジアムのライトショーで選手入場。すっかりカメラを向けるのを忘れてしまったので、次の機会に。
でも、ビッククラブにも劣らずセイントメリーズのライトショーもアーティストのコンサートに近いものがあって本当にすごいんです。
スターティングイレヴンはこちら。
The teams are in! 🚨
— Southampton FC (@SouthamptonFC) December 1, 2018
Here's your #SaintsFC team to face #MUFC this evening in the #PL: pic.twitter.com/VVZMHegJWg
Five changes for #MUFC today! Here's the starting XI for #SOUMUN... pic.twitter.com/5byF8dUL8v
— Manchester United (@ManUtd) December 1, 2018
共にミッドウィークを戦った2チームですが、セインツは19歳のバレリー#43 と18歳のオバフェミ#61 が入っています。バレリー#43 はこれがプレミアデビューなんだとか。
結果は2-2の引き分け。ユナイテッドを相手に勝ち点8で19位に沈んでいたセインツにとっては大きな自信になったんじゃないでしょうか。
前半30分までのホームチームは完璧といえるパフォーマンスを見せてくれました。
不用意な中盤でのボールロストがあったものの、吉田#3 が中央に位置する3バックはパスカットと強気なタックルでユナイテッドの前線ルカク#9 とラッシュフォード#10 の自由を常に奪っています。
攻めてはボール奪取から両サイドのサポートを受けて、レドモンド#22 を中心にグングン相手エリアを攻め立てるタフな姿勢。
それが功をなしたか、13分にエリア内でボールを持ったアームストロング#17 が右足一閃。キーパーの手をかすめる間もなく突き刺さった早々の先制点にセインツファンはざわざわ、へらへら。20分にフリーキックをセドリック#2 が直接叩き込み、流石に自信が湧いてきたらしくファンがアウェイスタンドを煽るチャントも歌い始めます。
30分前後から徐々にユナイテッドが中盤から押し返し始め、33分にディフェンダー2人をかいくぐったラッシュフォード#10 のラストパスにルカク#9。5分後にもエリア内右をえぐったラッシュフォード#10 が吉田#3 のチェイスを受けながらセンターに入り込んでいたエレーラ#21 に合わせて同点。
その後もジョーンズ#4 と左サイドのショー#23 の後方からの押し上げもあって再三にわたりゴール前までボールを運びます。72分に負傷交代するまで駆け続けたサウサンプトンユース出身のショー#23 にスタンドの両ファンからスタンディングオベーション、セインツファンにも愛されてますね。
打って変わって後半はセインツの無理に人数をかけて攻めない姿勢もあってか、前半の打ち合いが嘘のように静まり返ります。見どころといったら、ホイビュルク#23 の地を這う弾丸シュートをデヘア#1 が飛び込みながらビタ止めキャッチングを披露したこと。それと、最終盤にガッビアディーニ#20 の狙ったフリーキックがゴール裏の二人のファンの顔面を強襲したくらい。絶好のチャンスといえるものもなくそのままドローで終了。
勝ち点3は逃したものの、このドローに試合後のセインツイレヴンを大いにたたえるファン。ユナイテッド側はいそいそとスタジアムを後にしていきました。
サウサンプトンは新年までにスパーズ、アーセナルとマンチェスターシティを相手にする大変な12月。この試合30分間見せたプレーをどうにか継続していき、なんとか勝ち点を稼いでほしい。チェルシーファンとしてもね。
funnyluiz